いざ、ニューヨークへ!その① サーチャージを節約するイレギュラーな発券方法


Illustration by Julia Buzatti from Ouch!
こんにちは、つんまです。


先日ニューヨークに行ってきました。現地滞在2日間の弾丸旅行です。


今回はなぜニューヨークに行ったのか?どうやっていったのか?をメインに書いてみました。


いつものようにマイルを使って行ってきたのですが、いつもとは違うちょっと変わった発券の仕方をしました。


高くなったサーチャージを少し節約できるので興味ある方は最後までご覧ください。

なぜニューヨークに?

夢にまで見たファーストクラスが発券可能に!

今年の2月にXのタイムラインにこんなポストが流れてきました。


今なら羽田→ニューヨーク間のファーストクラスがANAマイルで取れますよー


え?まじ?


元々1日1便だった羽田→ニューヨークが9月から2便に増便。その増便分の席が解放されたのが原因だったようです。


ANAのHPで検索すると確かに空席が見つかりました。しかもその時点では9月以降なら日にちも選び放題です。


ANAのマイルで交換する特典航空券でファーストクラスを取るチャンスは二度とない!


ポストを見て数分後、ニューヨーク行きを決意。どなたかのブログで一番いい気候は11月と見たのでそれも即決定。


こういう行動力は結構早い方です。

ジョン・レノンに会いたい

いくらファーストクラスに乗れるといっても目的がないと行く理由もありませんよね。


ニューヨークは僕がアメリカで唯一行ってみたかった場所だったんです。


それは大好きなジョン・レノンがビートルズ解散後過ごした街だったからです。


妻であるオノ・ヨーコさんとよく散歩していたセントラルパーク、凶弾に倒れた自宅のアパート、ダコタハウス。


ジョンが亡くなってもう43年も経ちますが、同じ空気を吸ってみたいという思いはずっとありました。


そういえば20歳の頃、ビートルズに会いたいという理由でイギリスのリバプール(ビートルズの出身地)に3週間ほど行った思い出もあります。


あれから20数年経ちますがやってること、思考は全く変わってないですね笑


相変わらずの青春ごっこです。

初めての海外発券

高騰する燃油サーチャージ

航空券はマイルで交換するので無料で発券できますが、それに加え燃油サーチャージを払わないといけません。


昨今のロシア・ウクライナ問題や原油の高騰でサーチャージの額もどんどん上がっています。


例えば羽田→ニューヨークのサーチャージ代は約10万円。これがマイルとは別にかかってきます。結構な額ですよね。


航空会社によっては払わなくてもいい、もしくは安価で済む場合もあるのですが、日系の場合はどうしても高額になります。

裏ワザ!?海外発券について

どうにかこのサーチャージを節約できないかなと探して見つけたのが海外発券。日本発着でなく海外発着の航空券のことです。


今回の僕の発券した海外発券の航空券は以下のようなものでした。


シンガポール→羽田→ニューヨーク→羽田→シンガポール


こうすることによってサーチャージは10万円から2万円に!かなり節約出来ました。

使い勝手の良かったユナイテッド航空のマイル

でもこのルートを見て疑問に思いますよね?


シンガポールまではどうするの?


そうなんです、海外発券の場合現地までは航空券を別に用意しないといけないんです。


そこがかなりネックになりますよね。せっかく節約したのに有償で現地まで行くとそんなにお得にならないし。


そこで僕が使ったのがユナイテッド航空(UA)のマイルです。ANAのマイルは往復の特典航空券としか交換できないので今回のような片道で発券するのは不可能です。


UAのマイルだとそれが可能になるんです!51000マイル+5000円ほどで羽田からシンガポールのビジネスクラスを発券出来ました。


あとUAのマイルは国内線で使うのにもとても便利です。キャンセル料もかからないし(ANAはキャンセルすると3000マイルかかる)、必要マイルもANAより少ないことが多いのでとても使い勝手がいいです。


僕は関西在住なので今回のルートでは伊丹→羽田に乗る必要があったんですが、それもUAのマイルで発券しました。


ちなみにUAのマイルはマリオット・ボンヴォイのカードのポイントを交換して貯めました。


こちらの記事で簡単にですが解説しています。


実は既に往路は出発済だった

このシンガポールまでの片道分ですが、実は8月に行っていたんです。


11月にシンガポール→羽田→ニューヨークと連続させるのがセオリーだと思いますよね?


実はANAの特典航空券のルールでは「目的地プラス1か所途中降機が可能」となっています。


それを利用し東京を途中降機扱いにすることにより、旅程を8月と11月にわけることが可能になったんです。


ブログにも書いている弾丸シンガポール旅行は今回のニューヨーク旅行の一部だったんです。


その時のブログはこちらになります。



トータル航空券にはいくらかかった?

購入した航空券

①シンガポール→羽田→ニューヨーク 往復券


 使用マイル  152500マイル(ANA)
 サーチャージ   22200円

   
    8/6   シンガポール→羽田 ビジネスクラス

  11/14 羽田→ニューヨーク ビジネスクラス

  11/17 ニューヨーク→ 羽田 ファーストクラス

  11/18 羽田→シンガポール  プレミアムエコノミー(キャンセル)


②伊丹→羽田→シンガポール 片道券


 使用マイル  51000マイル(UA)
 サーチャージ   4660円


    8/5   伊丹→羽田     エコノミークラス

    8/6   羽田→シンガポール ビジネスクラス


③伊丹→羽田(羽田→伊丹)片道券x3


 使用マイル  17500マイル(UA)
 サーチャージ   710円x3=2130円


   8/7   羽田→伊丹     エコノミークラス

 11/14 伊丹→羽田     エコノミークラス
 
 11/18 羽田→伊丹     エコノミークラス


利用したマイルはANAのマイルが152500マイル、UAのマイルが68500マイル、支払ったサーチャージが合計28990円です。


マイルはクレジットカード決済やポイントサイトで貯めているのでほぼ無料で貯めています。


純粋な出費はサーチャージの28990円だけです。それでファーストクラスに乗れたと思うとかなりお得じゃないですか?

フライトスケジュール

日付出発到着クラス
8/5伊丹羽田エコノミー
8/6羽田シンガポールビジネス
8/6シンガポール羽田ビジネス
8/7羽田伊丹エコノミー
11/14伊丹羽田エコノミー
11/14羽田ニューヨークビジネス
11/17ニューヨーク羽田ファースト
11/18羽田伊丹エコノミー

時系列で並べるとこんな感じです。こう見るとめちゃめちゃタイトなスケジュールですね笑


軸のルートはシンガポール→羽田→ニューヨーク→羽田→シンガポール


これに伊丹→羽田→シンガポールの片道をUAマイルで取り、国内線の羽田→伊丹をくっつけたルートです。


最後の羽田→シンガポールは羽田に着いた時にスタッフにキャンセルする旨をお伝えしその場で処理してもらいました。


ノー・ショーだともしかしてペナルティがあるかもしれないのであらかじめ伝えておいた方がいいですね。

有償だとどれくらいかかる?

マイルを使った航空券だと費用は約3万弱。では有償だとどのくらいかかるのでしょう?来年の同じような日にちで比較してみます。


まずはUAのマイルで取った羽田→シンガポールのビジネスクラス。来年の8月初旬で検索すると




高いっす、、、。こんなにするんですね。片道だとどうしても割高になるんですが、それにしても高い。


UAのマイルで発券すると51000マイル+5000円ほどなので、マイルの価値でいうと1マイル=10円はします。


続いて羽田経由のシンガポール→ニューヨークの航空券ですが、往路はビジネスクラス、復路はファーストクラスで検索しています。



往路のビジネスクラスは約70万円、復路のファーストクラスは約100万円。


さすがファーストクラス。とてもじゃないけど一回のフライトのこんな金額払えません。


こちらもマイルの価値でいうと1マイル=10円は超えていますね。上手に使えたと言っていいのではないでしょうか?


今は当たり前のようにビジネスクラスやファーストクラスに搭乗していますが、マイルがなかったら僕も一生経験できなかったと思います。

まとめ

ここまで読んだくださった方はマイル貯めたくなってきたんじゃないですか?


初めてマイルの存在を知った時はとてもドキドキしたのを覚えています。


マイルは貯めるより使う方が難しいと言われます。今回の海外発券はイレギュラーで使う例のほんの一部です。


また新しい使い方を勉強しみなさんに伝えられたらと思います!


ここまで読んでいただいて本当にありがとうございます。

普段僕はマイペースに仕事をしながら、旅行したり、サッカー見たりと充実した毎日を送っています。


僕自身会社員であることに不満や不安をいだき、輸入ビジネスの可能性にかけて半年間一生懸命勉強しフリーランスになることができました。


このままじゃ嫌だなと思いながら生きるのはつまらないし、ずっとそんな大人にはなりたくないと思ってたので、今の生活が理想の生き方だなと日々感じています。


そんなつんまの考え方に共感できる方はぜひ気軽に声かけて下さい。いろいろお話ししましょう。ビジネスだけでなくもちろんマイルや旅行の相談だけでもOKです。


今後もお役立ちできる情報発信に努めていきますのでよろしくお願いします。

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