海外メーカーとのトラブル。半年間の戦い。


Illustration by Ekaterina Rogova from Ouch!
こんにちは、つんまです。


昨年にあった海外メーカーとのトラブルについて書いてみました。


ビジネスにトラブルは付き物です。避けては通れません。僕らのように国境を越えた相手との取引だとなおさらです。


そしてそのトラブルを乗り越えると、よりたくましくなった自分になれます。


そう考えるとトラブルも悪くないですね（もちろんないほうがいいんですが、、、）

交渉までの過程

メーカーとコンタクトを取る

USAmazonやebayなどど異なり、メーカー取引では最初の交渉が肝心です。


まずは日本のAmazonで販売することを伝え、購入可能かどうか聞いてみます。


価格破壊が起きるのを恐れてAmazonでの販売を嫌がるメーカーは少なくないです。


Amazonの値下げ合戦が嫌なのはどこの国も一緒なんですねー。

見積もり依頼もスムーズ

今回のメーカーはメールを送った翌日に返信があり、比較的スムーズなやり取りができそうなので安心しました。


Amazon販売も特に問題ないとのことだったので、カタログを送ってもらい、カタログの中から利益が出そうな必要な商品を選び見積もりを発注。


3日後には送料含めた見積もりを送ってくれました。ここまで約1週間、順調すぎるほど順調に取引は進んでいきました。

支払いはWiseで

見積もりの金額も問題なかったのでその日のうちに注文を発注、インボイスを確認しすぐに支払いました。


今回の支払いはカードやPayPalを使えず振り込みのみ。WISEを使って振り込みました。


WISEについては公式ページ見ると登録・振込方法など詳しく説明してくれていますのでそちらを参考に。


Wiseは為替レートの手数料上乗せはなし、振り込み対応のみの時は絶対おすすめです。取り扱い通貨も多いので輸入ビジネスには欠かせませんね！



商品到着後のトラブル

商品は無事到着。しかし、、、

注文してから約2週間後、商品を発送したとメーカーから連絡がありました。その連絡から5日後に商品が転送会社に到着。



届いた商品を照合し一つ一つ確認すると6商品頼んだうち1商品が届いてないことが発覚。



その日のうちに担当者にメールをすると「現在欠品中、2カ月後に送る」とだけ返信が来ました。



それまでのやり取りではフレンドリーだったのでそっけない態度にビックリしました。よく確認してみると担当者が変わっているようです。



欠品のことも担当変わったことも聞いてないし、ちゃんとせいや！と頭の中では怒りつつ、むしろ海外では当たり前なのかなと納得したり。



海外の方とやり取りしていると感覚が狂ってきますね。とにかく2カ月待つことにしました。


約束の2カ月後

2か月経ったので担当者に連絡してみました。
つんま
あれから2カ月経ちましたね。商品はご用意できましたか？
担当者
まだ無理やわ。もう2か月先になるかも
とだけ返信が。もちろん謝罪もありません。どんどん引き延ばす詐欺か？と、いい加減腹立ってきたので
つんま
そこまで待てないし、商品いらんから返金お願いします
と連絡しました。それ以降相手からは返信がありませんでした。おいおい、どうなるんや？

ついに決着

メール送信→無視される状況が続く

最後の連絡から約1カ月半、メーカーからの連絡は一切ありません。


また催促のメールを送ったのですがそのやり取りは以下のように無駄に長く続いてしまいました。


つんま
メール来てる？返金してほしいんだけど
担当者
うちで使えるクーポンに変えとくわ。次の注文に使って

は？もうやり取りしたくないねんけどな。最後このクーポン使いきって終わりにしようっと。


一括して送料払ってるし、そこは妥協したくないなあ。

つんま
OK、送料はもちろんそっち持ちやんな？
担当者
・・・（返信なし）

ここからさらに1カ月音信不通が続きました。最悪商品だけでも取り返せれば、、、。そう思ってまたメールをしてみました。

つんま
なあ、ほなサイトから商品買うわ。在庫あるよね？
担当者
在庫ありません。まだ無理。

おいおい、どないやねん。もうやり取りすること自体無駄だし、激おこメール送って終了じゃ―！

つんま
もうあんたらとは付き合い出来ん。とりあえず返金しろや。こんなもん詐欺やろ！
担当者
・・・（返信なし）

また得意の無視作戦かい！今回は間髪入れずにメールを送りつけました。

つんま
口座番号送るから振り込んどけよ。わかったか？
担当者
・・・（返信なし）

半ば恐喝めいた（文面はソフトですよ、多分）メールを送り続けること1カ月、最後はボス社長が登場し返金してもらえることになりました。


いやあ、長かったです。最初からボスと話しできればクレームにもならずに済んだのに。


最初の担当者がとてもいい感じの方だっただけにとてももったいない気にもなりました。


メーカー取引といっても結局は人と人とのつながり、これは国が変わっても何も変わりません。改めてそう感じた今回のトラブルでした。

まとめ

半年にもわたるメーカーとの攻防ですが、ようやく終わったのでとりあえず一安心です。


こういったケースは稀で、商品購入まで話がいけばほとんどの取引がスムーズにいくことが多いです。


たまにあるトラブルは、、、ネタだと思って乗り切るしかないですね。一度経験すると以前のあれかーって対処もできるので。


何事も経験してみないとわからないですよね。今後もどんな経験ができるか、乞うご期待ですな。


ここまで読んでいただいて本当にありがとうございます。


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