こんにちは、つんまです。
今回は輸入した商品にダメージがあった場合の対処の仕方について記事にしました。
購入した商品が新品じゃなくて中古だった、輸送時に箱が破損してしまったなどのトラブルは輸入ビジネスにとって日常茶飯事です。
僕は輸入した商品をAmazonで販売するビジネスをしています。ここでのコンディションに関する記述はAmazonで販売することを前提にお話しさせていただきます。
仕入時には細かくチェックする
日本と海外の文化の違い
日本の新品と言えば未使用未開封、当たり前ですよね。ただ海外だとその当たり前が通用しません。
Newの表記があっても平気で中古を送ってくるし、開封済み商品を送ってきます。
僕も何度かやられました。これはもう慣れるしかありません。事前に防ぐ必要があります。
セラーの評価をよく見る
海外は結構適当なセラーさんが多いです。なので最初のポイントとしていい評価のセラーを選ぶのを忘れないでください。
悪い評価をつけられている商品のコメントにコンディションのことが書いてあったら参考にします。
商品ページをくまなく確認する
単なるNewだけでは新品か判断つきません。まずは商品ページ内に情報があるか確認します。
写真を見るのが一番確実ですが、それでもわからなかったら
PCのCtrl(Cmd)+Fで検索窓を出し、次のようなワードを検索します。
・sealed(封がされている)
・brand new(真新しい)
・unopened(未開封)
・unused(未使用)
・undamaged(損傷ない)
このようなワードがなかったり、よくわからんかったらセラーに聞いてみるのが手っ取り早いです。
実際の写真を送ってもらうのもいいですね。
それでも破損する時はする
仕入れの時にこれだけチェックしておけば商品にダメージがあることは多くありません。
ただ海外から日本に送る際に商品や箱にダメージがついてしまうことはどうしてもあります。
遠くはるばる海を渡ってくるので仕方ないですよね。ではどのように対処したらいいか、僕なりの考えで解説します。
並行輸入品の購入者は上級者
輸入ビジネスで扱う商品は主に並行輸入品になりますが、このような商品を購入する消費者は輸入品に対してリテラシーが高いです。
海外で売ってる商品なんてこんなもんだよな、多少の箱の損傷は仕方ないよなとある程度は許容されることが多いです。
もちろん開封済みの商品や使用済みの商品を新品で売ることはいけませんが(ルール上も道徳的にも)、多少の角落ち、凹みなら僕は新品で出品します。
ダメなら中古出品
あまりにもひどい破れ、箱潰れがあった時は中古での出品に切り替えます。
新品未開封状態での破損ならほぼ新品での出品、破損がひどい場合はコンディションを落として出品します。
出品時には未開封品であるため中古品として出してますよーとアピールも必須です。
写真も破損箇所がわかるように何枚も用意するのが親切ですね。
ポイントはお客様がどう思うかってこと
コレクター商品は要注意
基本的には外箱に多少のダメージがあったくらいでは返品されたりクレームが入ることはないのですが、気をつけなければいけないのがコレクター商品です。
いわゆるプレミア価格がついた商品で現状では新品では手に入れることができないので、マニアの方は血眼になって探しています。
このような商品は買って開けて使うことはなく観賞用として購入される方がほとんどなので外箱にダメージがあるだけでもクレームになることが多いです。
コレクター商品の代表としてはフィギュアや人形などですね。箱も商品の一部なのでそのような商品を仕入れる時は特にコンディションに注意を払わないといけません。
輸入時のトラブル例
実際に僕が巻き込まれたトラブルを紹介します。みなさんはこのような失敗がないよう細心の注意を払って下さいね。
仕入れる時の注意点さえ守れば90%くらいはトラブルに巻き込まれることはありませんので毎回確認するように心がけて下さい。
トラブル①:新品注文品が開封済み、使用済み商品が到着→返品
忘れもしない、輸入ビジネスをして始めて注文した商品です。
転送会社に商品が到着したと連絡があり、担当の方からこんなコメントが添えてありました。
なんか中がカタカタいってるよ。中古品かも
と書いてありました。おかしいな?新品未開封を注文したのにと思いながら開けて状態を見て下さいとお願いしました。
早速商品を開けた状態の写真を送ってくれたんですが、なんと中の商品は明らかに使用済みの商品だったんです。
一発目の商品がこんなトラブルって、、、。正直心が折れそうになりました。
もちろんすぐさま返品、全額返金してもらいましたが返品にかかる送料は自分持ち、なんかやるせない気持ちになりました。
今振り返ると一発目にあの返品があったからこそ、
ビジネスは甘くはないぞ
という気持ちで臨めたので経験としてはよかったのかなと前向きにとらえてます。
トラブル②:まとめ買いで割引→箱のない商品で中古出品
ある商品を仕入れようとしたら相場より安く、大量に持っているセラーを見つけました。
複数注文する時は必ずまとめて買うから割引できる?と確認するのですが、セラーから割引OKの返信が来たので迷わず購入しました。
到着した商品は包装も何もされていない状態で、段ボールにそのまま大量に入れて送られてきました。
てっきり箱に入っている包装された商品を想像していたのですが、もう一度商品説明をよく見ると「bulk(バルク品)」と記載がありました。
バルク品とは主に業者向けにロット販売された商品を個人向けにバラ売りしたもののことです。
これは完全に僕のミスでした。商品説明をきっちり細部まで見ていれば起こらなかったトラブルでした。
トラブル③:化粧箱がボロボロ→中古出品
クリスマス商戦に向けておもちゃをリサーチしていたのですが、比較的大型の商品を3つ購入しました。
セラーの評価も99%以上、コメントも悪くなかったのですが心配だったので一応新品かどうか確認、問題ないと思い購入しました。
アメリカの転送会社に送るよりそのまま日本直送の方が手数料考えると安くなったので、自宅に送ってもらいました。
2週間後、届いた商品はなんと、、、
化粧箱がボロボロで輸送する時の発送伝票が化粧箱にダイレクトに貼ってあり、しかも3つ頼んだ商品をガムテープで止めてグルグル巻きにして送ってきたんです。
なぜか落書きもご丁寧にマジックでデカデカと書いてありました。ひどすぎる、、、
丸一日かけてガムテープを剥がし、伝票を剥がした後のベタベタをシールはがしで剥がし、マジックを除光液で消したりで散々でした。
もちろん新品では出品することはできず「ほぼ新品」での出品、想定していた利益より10%ほど少ない利益に終わりました。
反省点としては新品と確認しただけでダメージの確認はしなかった、実際の写真を送ってもらい確認すればこのトラブルは避けられた、という点です。
まとめ
輸入ビジネスにとって商品の破損リスクは付き物です。輸送中の事故は僕らにできることはほぼありません。
ただ仕入時のコンディション確認は自分で注意できることなので徹底的にやるべきです。
転送会社によってはオプションで梱包を丁寧にしてくれるところもあるので高額料金の商品を扱う時には利用するのもいいアイデアと言えます。
起こるリスクを想定しながら、なるべくストレスを少なくビジネスに集中できるよう行動するのが大切なことですね!
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