Illustration by Murat Kalkavan from Ouch!
こんにちは、つんまです。
今回はeBay輸入歴1年半の僕が経験した失敗談をお話していきます。
何年もこの戦場で戦ってきた方と比べたら断然経験の浅い僕ですが、だからこそ、これからebay輸入を始める方とより近い目線で意見を出せるのではないかと確信しています。
この記事では実際に僕が直面した次のような問題を挙げています。
✅ebay輸入の仕入れの際はどんなことに気を付けたらいい?
✅Amazon販売の際はどんなことに気を付けたらいい?
✅キャッシュフローはどのように考えたらいい?
失敗①
失敗②
失敗③
失敗④
実際に初心者の方も同じようにお悩みではないでしょうかでは1つずつ解説していきます。
eBay輸入の仕入れはどんな事に気を付けたらいい?
eBay輸入の問題のほとんどは「仕入れ」で決まります。物販の凄い所は仕入れた瞬間利益がほぼ確定する所です。
逆にいえば仕入で失敗すると利益は出ません。アウトです。
失敗①
重量計算を間違えた
最初のうちはいきなり高額の商品を仕入れるのに躊躇すると思います。販売価格1万円前後、仕入値$30~50とかのラインですかね?
利益率20%としたら利益額は2000円。送料輸送代行料込みです。最低ここを目指して仕入れるのですが、問題は重量です。
販売価格が低い商品は少しでも重量あると途端に利益が減ります。仕入値だけでなく重量も見落とさないように注意しましょう。
目安としては1Kg700~800円で計算します。
失敗②
型番を間違えた
これもよくあります。注意してても間違えますし、そもそもebayのセラーの商品登録が間違っていることもあります。
型番やUPCで検索して合致してるからすぐ仕入れ、は危険です。これは経験しかないのですが、実物の写真を見て判断するしかないです。
家電系では逆に型番違いでも同じ商品というのもあります。アメリカ版とヨーロッパ版とかですね。
失敗③
破損した商品を仕入れた
僕は仕入れる時に必ずする質問があります。それは
Hi,is the item sealed and unopened?
「これは新品未開封品ですか?」という質問です。
日本人の感覚ならこの質問は当然傷もなく工場から届いた、きれいな箱の状態の商品と捉えますよね?
ですが、この考えは多くのアメリカの方には通用しません。「箱が凹んでても封は空いてないし新品でいけるやろ?」
この感覚です。はじめは面食らうと思います。
この傾向はセラー評価が低い人に特に顕著に現れます。評価が低いセラーや実物の写真を見て仕入れることでこの問題のほとんどは対策できます。
失敗④
仕入れてはいけないものを知らなかった
これは法律レベルのことなので注意しないといけません。僕自身実際に仕入れようとしたができなかったものは
✅バリカン
・本体を直接コンセントにつないで使用するものであれば電気用品安全法の規制
・充電式のタイプの場合、充電器が電気用品安全法の規制対象
✅セラピーライト
・医療機器と判断される可能性あり
・医薬品医療機器等法の規制対象
✅哺乳瓶
・食品衛生法の「器具」に該当し、輸入に際しては厚生労働省検疫所に輸入届出をすることが義務
失敗①
失敗②
Keepaを使ったリサーチ方法を公開!必ず利益商品は見つかります - ebay輸入でフリーランスへ!~元会社員つんまのブログ~
対策①
対策②
対策③
つんまのコンサルページ
があります。意外に思ったものもあるかもしれません。これらは実際購入したけど転送会社に教えていただき輸入をしなくて済みました。本当によかったです。
僕もわからないジャンルのものはその都度確認します。こちらに問い合わせると詳しく教えてくださいます。
わからない時はすぐに確認しましょう。
Amazon販売の際はどんなことに気を付けたらいい?
実際に仕入れられたら次は販売です。僕の主な販路はAmazonなのでAmazonを例にして説明していきます。
他のプラットホームでも同じことが起こるかもしれないので最後まで見て下さい!
失敗①
仕入れをしたが商品登録できなかった
「売れ行きばっちり。ライバルも少ない。」
「重量も軽い。利益率30%確定!。」
喜び勇んで購入し、Amazonの商品登録しようとしたら
「出品許可がいる商品です」の表示。
いやあ、これは凹みます。完全に自分の確認不足が悪いのですが仕入れてしまってるし、申請通るまで時間かかるし、八方塞がりです。
泣く泣く転送会社から自宅に送った商品、いまだに在庫としてあります。
ちなみに出品規制が掛かっている主なカテゴリーは次の通り。
✅CD・DVD・レコード全般
✅メーカー品(家電・おもちゃなど)
✅ブランド品(アパレル・ビューティなど)
✅食品全般
✅PSE商品、技適商品
などなどです。仕入れれば利益出そうなジャンルもありますよね。アカウントが若いうちは何かと不便ですが、仕方ないですね、、、
ルールに乗っ取ってやらないと商売自体ができなくなりますもんね。
難しいですが出品申請通れば商品登録もできるようになります。そういう意味で自分の使うプラットホームのルールブックはきちんと確認しておきましょう。
失敗②
価格競争になり損切
輸入は仕入から納品、販売まで時間がかかる商売です。仕入れた時は優秀な商品でもいざ納品する時には利益の全く出なくなった不良在庫になる可能性もあります。
また仕入の個数も気をつけないといけないといけません。今たくさん売れているからと大量に仕入れてもライバルが増えると全然売れなくなります。
そういったことを防ぐために長いスパンでも仕入判断できるKeepaという
ツールをおススメします。Keepaはこちらの記事で詳しく解説しています。
失敗③販売価格を低く設定しすぎた
価格設定は商品登録をする時に行います。すぐに納品する時は特に問題ないと思いますが納品時期変わると市場価格と大きく差が出ます。
実は僕がはじめて売れた商品がこの状態でした。納品の知らせがAmazonから届き、ものの5分で商品が1つ売れました。
その時は売れたことが嬉しくて「Amazonすげー!」って喜んだんです。
売れた商品を見てみると販売価格は自分が仕入時に設定した2万円。他の出品者の価格は・・・2万5000円でした。それは一瞬で売れますよね。
利益が出た商品ではあるのですが、あと5000円上乗せできたのかと思うとやるせない気持ちになりました。価格はこまめにチェックですね。
キャッシュフローはどのように考えたらいい?
対策①
キャッシュを多めに用意する
輸入ビジネスは仕入れてから販売、入金までがスローです。ある程度ゆとりがないとすぐにキャッシュアウトしてしまいます。
僕自身は事業用として300万円用意しました。個人差があるので多いのか少ないかわかりません。ただスタートは余裕を持ってできました。
対策②
仕入れ過ぎない
当たり前のことですが、自分の支払い能力を超える仕入は🆖です。最初は少額で、軌道に乗ってきたらガンガン行きましょう!
まだ目利きができてない状態で大きな金額仕入れて失敗すると金額の損失も大きいですが、何よりメンタルの損失が大きいです。
せっかく新しいビジネスで頑張っていこうとしているのにたった1回の挫折であきらめてしまうのはもったいないです。
輸入ビジネスは長く稼げるビジネスです。無理せず焦らず頑張りましょう。
対策③
借入をする
借金にネガティヴなイメージを持ってる方も多いと思います。ただ他人のお金を使って資産を増やせると考えるとどうでしょう?
資金が足りなくて買えない分の商品を仕入れて利益を出す。借入の金利が2%、仕入れた商品の利益率が20%なら差引18%の利益ですよね。
自分の資金だけでは出なかった利益を生み出すことができます。
むやみに借りるのはオススメ出来ませんが、事業が順調に行き始めて持って仕入れれば利益出せるのにと思った時には考えてもいいですね。
まとめ
失敗は成功への近道
✅商品の仕入は慎重に。実物の写真でしっかり確認
✅仕入対象外の商品も勉強
✅Amazonの商品登録は事前に確認
✅価格設定は毎回チェック
✅キャッシュはあるだけいい
誰でも失敗はしたくないと思います。僕もそうでした。ただその失敗を生かすとレバレッジが効いてとんでもない資産となって返ってきます。
どんどんチャレンジして、どんどん失敗して、どんどん資産を増やしていきましょう!
ここまで読んでいただいて本当にありがとうございます。
最近Twitterやブログの問い合わせが増えてきたのでとても喜んでおります。
コンサルも開始したので、つんまの考え方に共感できる方はぜひご応募お待ちしております。
もちろん旅行やマイルの相談も大歓迎です。(初回無料ZOOM面談可)
今後もお役立ちできる情報発信に努めていきますのでよろしくお願いします。
コメント
ではまた次回の記事も楽しみにしてます☆
商品登録は確かに戸惑いますね。
毎回確認さえすれば大きなミスはなくなります。
リサーチの順序としては
①Amazonで仕入商品を探す。
②Keepaで売れ行き、出品者数を確認する。
③ebay、USAmazonで仕入れ値を確認する。
④利益計算をする。
⑤Amazonで商品登録できるか調べる。
この順番で調べてます。
最初に商品登録調べてもいいのですが、
結局利益出なかったら意味ないので僕はこの順序です。
やっていくとどのメーカーが登録できる出来ないとかも
わかってくるので経験ですね。
投稿も頑張っていきます!
ありがとうございました。