今回はAmazon販売に不可欠な「Amazonセラーセントラル」について解説します。AmazonセラーセントラルとはAmazon出品アカウントの操作画面のことです。Amazonのアカウントの登録の仕方はこちらの記事で紹介しています
輸入ビジネスの販売はAmazonで!販売アカウントの登録の仕方を解説しますここで全ての操作を解説するのは難しいですし、正直私もすべては把握しきれていません。輸入ビジネスで特に必要と思われる項目を解説していきます。
Amazonセラーセントラルの画面
実際に操作する画面を見てみましょう。こちらのリンクAmazonからページに入れます。商品アカウントのパスワードでログインです。主に利用するのは赤い枠で囲んだタブを開いて操作します。
左からカタログ、在庫、価格、注文、ストア、商品数伸び、レポ―ト、パフォーマンス、アプリとサービスの順で並んでいます。この中でも重要なタブ、
✅カタログ
✅在庫
✅注文
✅ペイメント
について解説していきます。
1.カタログ
Amazonで販売している商品のページのことです。他のECサイトの場合、同じ商品を販売していたとしても、ショップが違うと購入するページが変わりますよね。Amazonの場合は同じ商品の場合、販売者が変わっても同じページから購入します。よく見ると出品者の数や名前が載っていますよ。(下の画像の赤い枠内を開くとすべての出品者が出てきます)
①商品登録
Amazonで販売するときに一番最初にやること、それは「商品登録」です。自分のお店で何を売るかをAmazonに登録申請することから始まります。リサーチをして利益が出る商品を見つけたとしても商品登録ができなかったら販売はできません。まずは登録できるかどうか、出品できるかどうか確認しないといけません。仕入れたはいいものの、Amazonに登録できず在庫が無駄になってしまったり、他のサイトで販売することになったりしてしまうからです。実際私もたくさん失敗してきましたし、これは誰もが通る道なので心配しないで失敗したら次につなげましょう。
②ASIN
ASINは「Amazon Standard Identification Number」の略でAmazonが取り扱う、書籍以外の商品を識別する番号です。商品1つ1つに振り分けられてるので商品を登録する時、検索する時にもピンポイントで探し当てることができます。該当する商品ページのURL内、もしくはページの下の方に記載がある登録情報にも記載があります。
・URL内(赤い枠内のBではじまる10ケタの番号)
・登録情報内(赤い枠内のBではじまる10ケタの番号)
*ASIN上で素早くダブルクリックするとASINだけにカーソルが当たり簡単にコピペできます。
2.在庫
商品登録した在庫の操作をする画面です。FBAに納品する商品を選んだり、過剰在庫を把握したり、商品の画像をアップロードできます。
①在庫管理
商品の状況(出品中か停止中か)、販売時の手数料、ASIN、価格、現時点でのAmazonの最低価格などが一覧で見れます。価格変更する時や現在のAmazon最安値に合わせる時もこの画面から設定できます。商品ページにも1クリックで飛べるので楽ですね。
②在庫健全化ツール
現在出品している商品のなかで価格や在庫数に改善の余地があるものをAmazonがピックアップしてくれています。直近30日間に在庫切れとなった商品、余剰在庫数、在庫回転率から計算した在庫日数を表示してくれるのでありがたいですね。毎日チェックする訳ではありませんが、在庫のパフォーマンスを改善したい時にとても参考になります。
③FBA納品手続き
登録した商品からFBAに納品する商品を一括で選び納品作業を進めることができます。納品/補充する商品を選び、数量を入力し、商品ラベルを印刷し、最終的に納品するAmazonのFBAの倉庫への配送ラベルを印刷・保存しあとは納品するだけです。具体的な納品手順はまた別の記事にて解説させていただきます。
3.注文
このタブで主に利用するのは「注文管理」です。文字通りお客様から受けた注文を管理する画面です。下記の項目を確認できます。
✅注文日:注文を受けた日付
✅注文の詳細:注文番号、購入者
✅画像、製品名:注文された商品
✅カスタマーオプション:配送手段
✅注文状況:支払い状況
注文日の日付の範囲を設定することでピンポイントで注文された商品を探し出せます。私は仕入れた在庫や販売した商品をスプレッドシートに入力して管理しているのですが、たまに販売数と残在庫の数が合わない時があります。入力の漏れがないか在庫との照合の時にも便利ですね。
4.レポート
売上の管理はこのレポートのタグから確認できます。次回支払われる振込金額の明細や月ごと年ごとの商品の売れ数、返品返金された商品の詳細も確認できます。
①ペイメント
ペイメントの中で「一覧」というページがあります。ここには2週間に1度Amazonで上がった売上の明細が確認できます。わかりやすい図で表示されます。
✅どれだけ利益が上がったか
✅どれだけ手数料がかかったか
✅どれだけ税金はかかっているのか
✅どれだけ返金があったのか
一目で理解できます。Amazonからは2週間に1度振込があるのですが、そのタイミングでこのレポートを見て前回との比較や前年度との違いを分析して売上アップにつなげていきましょう。
②ビジネスレポート
日付別、ASIN別で売上を分析できます。例えば
✅前年同月はどんな商品がよく売れたのか?
✅この商品は何月くらいが一番売れているのか
✅時期によるジャンルの売れ方の違いはどこにあるのか
など様々な分析ができます。1年以上ビジネスをやると前年との比較ができるのでこういうデータを見る時間を作るととっても面白いです。
③フルフィルメント
ここでダウンロードできるレポートは以下の通りです。
✅在庫
✅売上
✅支払い/ペイメント
✅商品の返品や交換
✅返送/所有権の放棄
私の場合特に商品の返品や交換のレポートを見ることが多いです。返品理由を見れば仕入れた商品の不具合なのか、仕入先に問題があったか判断できるからです。お客様からの評価が低い商品は今後仕入れないとか仕入先を変えてチャレンジするとか対策を練ることができます。
まとめ
結論:Amazonセラーセントラルは便利!
私が行う輸入ビジネスではAmazon販売が欠かせません。Amazonセラーセントラルの利用は慣れておいた方が絶対いいですよね。Amazonほどの大企業が作っている分析ツールを使わない手はありません。他の企業が出しているツールの方が見やすくて使いやすいものもあります。ただAmazonセラーセントラルはアカウントを持ってる方なら無料で利用できます。
ぜひAmazonで販売してみましょう!
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